モルモン教会の考察
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トップ  >  教会組織  >  地元会員の自発的なウェブサイトに対する教会本部の介入

近年のインターネットの普及と共にモルモン教会員が自発的にウェブサイトを運営するケースが増えてきました。
その多くは個人的なものですが、中には地元のワードや支部を紹介するサイトを作っている会員も出てきました。
こうした取り組みは一般のキリスト教会ではごく当たり前に行われていることです。
しかし、モルモン教会本部はどうしたことかそのような自発的なサイトが開設されることを快く思っていないようです。

以下のような通達が出されていることを当サイトの掲示板参加者のpokoさんから教えていただきました。
モルモン教会本部と指導者がインターネットをどのように捉えているのかを考えていただければと思います。
また、pokoさんによれば、この手の通達は過去に3度出されているそうですが、一般会員に広く知らされたわけではなく、 監督会などの指導者止まりらしいです。
pokoさん、情報ありがとうございました。

末日聖徒イエス・キリスト教会
ユタ州ソルトレーク・シティー.ノーステンプルストリート.東50番地84150・1300
管理監督会
2001年3月15日

ステーク会長,伝道部長,地方部長,監督,支部長  各位
中央幹部,地域幹部七十人,

件名:地元教会ユニットによるウェブサイトの廃止

拝啓
御存じのように教会では公式のインターネット・サイトを幾つか開設しています。 そこには教会が認可し相互調整した資料で,インターネット上の使用にふさわしいと判断したものが掲載されています。 これらのサイトには今後も新たな資料や更新した資料が掲載される予定です。

教会の発展に伴い非常に重要になってくるのは,世界に発信する情報が正確かつ品位のあるもので, 教会としての統一見解を示すものであるということです。 加えて,第三者の権利を保護し,尊重するために,関連する法律には厳密に従わなければなりません。

以上を考慮に入れたうえで,地元ユニットによるウェブサイトの作成と運営,保守に関する方針が現在作成されており, 完成し次第,神権指導者に送付されます。 大管長会は,その方針が確立されるまでは地元の教会ユニットや組織によるウェブサイトの作成または後援をしないよう要請しています。 さらに大管長会は.既存のサイトは廃止すべきであると決議しました。 この指示に関して質問のある方は,電話番号*******までお問い合わせください。

この件について地元の指導者の皆さんの適切な配慮をお瀬いいたします。

敬具

管理監督会

 

末日聖徒イ工ス・キリスト教会
大管長会
2004年12月13日

中央幹部,地域幹部七十人,ステーク会長,伝道部長,地方部長,監督,支部長
各位

件名:認可された教会のウェブサイト

拝啓

教会はこれまで,全世界を対象としたウェブサイトや電子メールネットワークを数多く確立してきました。 それらの中には,lds.orgで閲覧できる,教会が後援する国別・地域別のウェブサイト,ステーク・ワードのウェブサイト, また神権指導者と宣教師を対象とした電子メールサービスなどもあります。 これらのウェブサイトは教会の認可した内容を含み,著作権やプライバシーに関する法的条件を満たしており, 識別できるように教会のロゴが表示されています。

その他のウェブサイトは認可されたものではありません。

この制限は,神殿,伝道部,訪問者センター,補助組織,定員会,クラス,ボーイスカウトの団, ユニット, 特別行事のための委員会をはじめとする,その他の組織にも適用されます。

教会から認可されていないこのようなウェブサイトまたは電子メールのグループは直ちに廃止されるべきです。

この手紙は,ステークおよびワードのウェブサイトに関する,2003年1月22日付けの管理監督会からの手紙に記された指針を更新するものです。 (訳注-日本では,この手紙は翻訳されていません。)

敬具
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